わたしたちに明日はない

映画をよく観てます

感想:「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」★★★☆☆

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 「ローマの休日」を書いた脚本家の話、ということだけきいて終映日のラストの時間帯に滑り込みでみてきました。というかその日その時間しかやっていなくて、しかも朝10時からの分だったので、すこし遅刻してしまいまして、まあ5分くらいの遅れなら始まる前に流れる予告がちょうど終わるころだろうし大丈夫、なんてたかをくくっていたらもうはじまっていました。しかも最初に真っ黒な画面に字幕だけ出して時代背景をざっくり説明していたと思われる始まり方をしていて、ちょうどその説明が終わるころに入場してしまいました。終映日だったからか平日にも関わらず人がそこそこ入っていたような気がします。

 

 ろくに時代背景がわかっていない上に説明も見逃すという失態をおかしながらも、楽しく観させていただきましたよ!(前日夜更かしをしてしまっていたので途中眠かったですが…)

 

 ダルトン・トランボを演じるブライアン・クランストン、その人と知らずにずっと観ていましたがどこかのタイミングで「あら?なんだか見覚えが…」と思ったら、「ブレイキング・バッド」のウォルター・ホワイトさんだった!しらなかった…!相変わらず演技がとてもお上手。(「ブレイキング・バッド」はシーズン4の途中まできたけれど、あまりにも途中重たくて、朝や寝る前に観るのがためらわれるようになりました。重過ぎ。でもおもしろいよ。)

 

 史実に基づいた話あるあるというか、すこし平坦すぎて、とりたてて盛り上がるところもなく、淡々と映画を観ていましたよ。アカデミー賞授賞式を家族でどきどきしながら家のテレビで見守り、受賞するたびによろこぶ、というのはこっちも盛り上がりましたけれど。いい家族だ。

 タイプライターで脚本を作る姿ってすごくかっこいいよね。冒頭の軽快なジャズをBGMにたたたたっとタイプライターを打つ姿とてもよかった。タイプライターほしくなりました。つかうことないけど。

 

 思想や発言の自由があるにも関わらず、有名で才能があるとはっきりしている著名人であれ排斥されていた映画の歴史をすこしでも知ることができて勉強になりました。そんな時代背景のなか「ローマの休日」が生まれたというのを、わたしは全くしりませんでしたよ…。ほかにもたくさん有名と思われる役者や映画のタイトルがでてきていましたが、わたしはよくわからず、そういう映画に詳しい方であればそういうところも盛り上がったのではないでしょうか。

 またひとつ賢くなった気がしますね!(馬鹿っぽい感想)

 

 あのキングブラザーズという映画会社の社長さん?がバット事務所で振り回して物という物をぶったたいていたシーンが一番笑えました。容赦なしか。自分の会社ぞ。

 

 こういう実際の偉人を取り扱う映画で、いつも印象的なのは、したたかな妻ですよね…。今回のトランボさんの奥さんは、強いイメージはないけれど、あの状況下でわめきちらさず怒鳴り散らさず、一番やばいと思ったときだけ夫に強く言える。すごく支える力のある妻だ…。今回は夫と妻の話ではないからそういう喧嘩の事実はみせなかっただけかもしれませんが、彼とその家族があるのは妻のおかげが少なくないのではとおもいました。

 

 ☆

 

 先日、わたしがいつも楽しく聴かせていただいている宇多丸師匠のラジオに、わたしがいつも楽しく読ませていただいている某有名映画感想ブログの三角締めさんが出演されていたので、いつも以上に楽しく観させてもらったのですが、その影響ですごく「映画のパンフレット超読みたい!!」という気持ちになり、「トランボ」を観終わった後「シング・ストリートのパンフレット前回完売だったけど再入荷してないかな~」と売店をのぞきにいきました。

 すると、完売のステッカーがなくなっていて「お!」とおもったのですが、現物をみると、「で、デカ!」と思わずたじろいでしまうほど、想像を超えるサイズだったので、踵を返しおとなしく帰宅してしまいました。

 なにあれ、なんかレコードでもはいってんの?正方形のカタチであのサイズ…。いや、そのレコードっぽい感がいいのかもしれないんだけど、う~ん。

 ラジオをききながら、昔お父さんに映画つれていってもらったあとにその映画のパンフレット買ってもらってたな~と遠い記憶がふわっと蘇りました。いままですっかり忘れていたけれど、そういえば「千と千尋の神隠し」のパンフレットとか買ってもらった気がする。そのパンフレット、今となってはどこにあるのかわからないのがすごく悲しくもなりました。引っ越しする前にどこにしまっていたかは思い出せるのに、引っ越してからどこにやってしまったかがわからない。捨てるはずはないんだけど。うお~ん。

 

 わたしも母親になることがあれば、子供を映画につれていってパンフレットも買ってあげよう。

 

 

おわり