わたしたちに明日はない

映画をよく観てます

感想:「灼熱の魂」★★★★☆

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    「なんかミステリー映画が観た〜い」となんの気なしに言ったわたしに上司がチョイスしてくださった一本。

    お母さんが遺した謎めいた遺言のために、双子の子供たちが存在すら知らなかった父と兄を探しに旅に出る、という冒頭のくだりは、ああなんかおもしろそう!と思って見ていましたが、仕事終わりで疲れていたからか途中ちょっとウトウトしてしまったり。そんなゆるい感じで見ていると、だんだん事の悲痛さが増してきて、最後とんでもない事実を知らされ、「なにこれすごいしんどい…」ってなった映画でした。

    はじめはベットに寝っ転がって見ていたのに、いつのまにか背筋よく体操座りした状態で観ていました。寝っ転がったまま受け止められる内容じゃなかった。

 

    なんの気なしに「なんかミステリー映画が観た〜い」と言ったわたしに、こんなとてつもなく重たいものをチョイスする上司が好きです。まさかこんな内容のミステリーがくるとは。

    ネタバレに入りますが、こんな具合でミステリ要素が強いので、まだ見ていない方はネタバレは見ないほうがいいです。

 

 

 

 

 

 

    「1+1=1」の怖さ。お姉さんの短い悲鳴。恐ろしすぎて、言葉になりません。

    あれほど繰り返し痛めつけられ人間の尊厳を奪うような行為を自分に対してしていた相手が、自分の最愛のひととの子供だったなんて、悲劇でしかない。そして息子もお母さんだと気付かないまま拷問人として、72番に拷問していたわけですよね。その事実を知ったときの息子の心境も、もう想像ができません。

    その事実を知って、あまりのことに命を落としてしまったお母さん。しかししっかり受け止めて遺言という手紙を書いて亡くなったあたり、強い人だなと思います。

 

 

    なんかもう重たすぎてしんどいです。久々こんなにしんどいの見たかもしれません。しんどすぎてすぐエントリにしてしまいました。

 

 

 

おわり