わたしたちに明日はない

映画をよく観てます

感想:「ファインディング・ドリー」★★★★☆

 

 f:id:floweroflife:20160731092312j:image

 

 

    こっちから先に書こう。「ファインディングドリー」、忘れんぼうのドリーが自分の両親を探す旅にでるお話。

    友達に誘われて観てきましたが、実は誘われた時あんまり乗り気じゃありませんでした。

    というのも「ファインディングニモ」が子供の頃観てとりたてて面白かった記憶がないし、魚のビジュアルがほかのピクサー作品とくらべてそんなに「好き!」とならなかったのと、人間の女の子のビジュアルが気持ち悪かった印象しかなくて。金曜ロードショーでドリー公開開始にあわせてニモがテレビ放映されたのを観ても、抱いた感想は、「そういえばドリーってこういうやつだった…」というドリーに対するネガティブな感情でした。

    しかし最近映画をひとりで選んでひとりで観に行くことが「マッドマックス」アンコール上映以降劇的に増えた、というかほぼひとりで観に行くスタイルになってしまったわたしは、誰かと一緒に映画を観ることに飢えていたので、「夏休み映画だしピクサーだし楽しいでしょ、行く!」となった次第でした。

 

   その決断は大正解でした。めちゃくちゃ面白くって、陳腐な言い様ですがとても感動しました。

    そして、ドリーをめちゃくちゃに侮っていた過去の自分を蹴飛ばしたい。ごめんなさい、ドリー。「ニモ」を観てドリーを嫌いになったけど、「ドリー」をみてドリーのことがすごく好きになりました。マーリンよりもニモよりもずっと好きなキャラクター。この作品を観ればみんなからドリーは今まで以上に愛されるはず!

    なんでこのタイミングで続編なのか、しかも主役はドリーなのか、よくわかりませんでしたが、ドリーに対するみんなの印象をずっと変えたかったのかもしれませんね。(みんながみんなドリーを嫌いじゃないかもしれないけど、少なくともわたしの周りはみんなドリーにあんまりいい印象をもっていませんでした…。)

 

 

 

 

    「ニモ」よりずっとわたしは「ドリー」のほうが面白かったです。でも「ニモ」があっての「ドリー」でした。そういう「ニモ」要素を使ったものがそこここにあって、それがまた良かったです。金ローで「ニモ」を観ておいてよかった!おかげでそういう要素にきちんと気づけて面白かったです。多分観てなかったら、「ニモ」を観たのがずいぶんと昔で子供の頃なので、忘れていたでしょう。

 

   忘れんぼうのドリーが家族を探しにいくというのは、とても無謀なことのようにはじめは思えたけれど、ドリーが何かをきっかけにだんだんと幼少期の記憶の断片をひとつずつ思い出していく展開は、ミステリー映画のようでもあってワクワクしました。記憶の断片を頼りに無鉄砲にも泳いでいくドリーが好き。

 

    そして今回のニューキャラクター、ハンクとドリーがとてもよいコンビ。いいキャラしてました。よいコンビといえば近視のジンベエザメ、デスティニーとエコロケーションが使えないと思い込んでいるシロイルカのベイリー。彼らの掛け合いも面白かった。

 

    というか突然の八代亜紀に笑ってしまいましたよ。八代亜紀さんのことをよく知ってるわけじゃないけれど、アナウンス役?として八代亜紀さんの名前のままで登場して笑いました。どういう(笑)

 

    とにかくドリーは勇気のある魚でした。何も考えていないと言われればそれまでだけど、今作では心配症のマーリンも「こんなときドリーならどうする」とドリーのその行動力決断力を取り入れようとしていました。そこもよかった。

 

    今回特にまとまりのない文章になってしまっているな…とりあえずわたしが一番感銘を受けた言葉は、ドリーの「人生の一番素敵なことは偶然起きる」というような言葉(あってるかな?)。それをきいたとき、なんて素敵な言葉なんだ!と思いました。ドリーが言うからなおさらグッとくる。

グッとくるといえば、ドリーがよく歌う歌は両親とよく歌った歌だったというのを思い出すシーンでは目が涙でウルウルになりましたよ。

 

 

    ネタバレ入りますね。いろんな魚の力をかりて、冒険を繰り広げるドリーの姿をみるのはとてもワクワクしたし、いろんなところでとても笑わせてくれました。

 

    そして両親が、貝が好きなドリーを信じて住処から放射線状に並べた貝を観た時からもう涙はズルズルです。そしてうしろからやってくるふたつの魚の影。お互いの顔がはっきりわかる距離まできたときに間髪入れずドリーだとわかって駆け寄る(お、泳ぎ寄る…?)、そして抱きしめてくるくるとスローで景色がまわりだす最高の演出……。感動の物語ってよく宣伝でいろんな映画に使われるけれど、これこそ真に感動するシーンだと思いました。まあ個人によるでしょうけど、すくなくともわたしにはそう思えるほど心が揺さぶられました。これまでの「すぐになんでも忘れてしまう」という欠点を抱えながらの冒険を自らの力や他人の援助をもらってのりこえ、経て、この再会にたどりつくことができた多幸感。最高です。

 

 

 で、最後のほうのトラックを運転するに至り海をめざしていくあたりとてもわくわくしました。だってタコが運転してるんですよ?どういうことですか。どこでそれをおぼえたんだ。最後はわかってましたけど、トラックごと海に投げ出されるようにして積んでいた魚たちを解放。なんてハッピーになれる映画なんだ。

 

 

 

 

 わたし、あらかじめ良い映画である保障がある程度あるものばかり観るためか、感想エントリの☆をつけている意味があまりないくらい☆よっつやマックスの五つが多いですね。もう外そうかしら。

 そして下書きを見返すと良い映画なのに感想途中までしたためて終わっているものがけっこうあって、オイオイってなりました。最後まで面倒みなさいよ自分。

 

 

 

おわり