わたしたちに明日はない

映画をよく観てます

感想:「キャロル」★★★★☆


映画『キャロル』予告編 90秒ver

 

 アカデミー賞最有力候補という広告をみて土曜日に期待値マックスで観てまいりました。ルーニー・マーラ出演過去作の「ドラゴン・タトゥーの女」は怖くてみておりません。ケイト・ブランシェットの「ブルージャスミン」はこんどみてみようとおもいました。ていうか過去作全部観たい。

 

 なにが一番良かったって、ケイト・ブランシェット大先生ですよね。惜しくもアカデミー主演女優賞は「ルーム」の方になってしまいましたが、主演女優賞とってほしかった~。ていうかうつくしすぎる。ごつごつした骨格で品があって、女としての色気もたっぷりそなわっている。うっとりみとれてしまいますよ先生!クラシカルなブロンドのヘアスタイルも、エメラルドのような瞳もくっきり塗られた赤い口紅も、すべてがうつくしい。

 気品あふれる容姿も服装も魅力ですけれど、そのキャラクターももちろんバッチリよかったです。もうバッチリバッチリハマッてました。

 

 ただすごく反省しているのは、ごはんをたべたあとに観たからかものすごい眠気に襲われて、冒頭うとうとしてしまっていたことです。もったいないことした。この記事のPVの数だけ「馬鹿か!」と怒号が飛んできていることでしょう。最近映画鑑賞の際のコンディション悪すぎて反省。「マッドマックス」もトイレ行きたくてたまらなかったし。DVDレンタル開始になったあかつきには再び「キャロル」をじっくり観ることをここに誓います。たっぷり睡眠をとったのちにね。

 とにかくふたりの演技が光る映画でした。ケイト・ブランシェット大先生ばかり褒めているけれど、ルーニー・マーラもよかったよ。

    最後身なりを整えるスキルがあがってより美人になっている姿を観て、とても惚れ惚れしました。はじめ冴えない容姿のキャラクター(とはいえはじめの純朴な少女感があるテレーズはかわいいかったですけどね!)が物語を終える頃には垢抜けた容貌になっているというのはベタでベターですよね。「プラダを着た悪魔」のアンハサウェイが然りすぎる例です。ほんと美人。

 

 印象的なシーンは、わりと終盤なのでネタバレになってしまうのかもしれないのですが、ケイト・ブランシェット演じるキャロルが泣きながら取り乱すシーンでした。わたしたちは昔ほど何かに強くおさえつけられるような時代に生きてはいないけれど、何にも左右されることなく自分の存在を失わないように立派に振舞わなければ、と思いました。

    キャロルは気品漂う一見完璧にみえる美女だけれど、とても弱い部分を持ちながら強く生きる姿勢を保とうとする姿が魅力的で、同じ女(とは思えないけど)として感化されました。わたしも!彼女のように!いざゆかん!



    女だ男だ言うのも野暮ですが、女のひとは観に行くと勇気がもらえます。




おわり