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わたしたちに明日はない

映画をよく観てます

感想:「スティーブ・ジョブズ」★★☆☆☆

映画


あけましておめでとうございます。いつのまにか年が明けておりました。いつのまにか年が明けるとともにこのブログの存在もいつのまにか忘れておりました。





昨日は「スラムドッグ・ミリオネア」の監督であるダニー・ボイルの最新作、「スティーブ・ジョブズ」を観てきました。「キャロル」も公開が始まっていて、どちらを観ようか迷いました。観たさでいえば「キャロル」のほうが上なのですが、気分でいえば雰囲気は「スティーブ・ジョブズ」だったので、あらすじもとくに読まずにチケットを購入しました。


結論からいいますと…あのとき「キャロル」にしておけばよかった!とあとでなかば後悔しました。

違う監督ですが脚本は同じ人が担当している、Facebookを作った男の話である「ソーシャル・ネットワーク」に気分的にのれなかったわたしだけれど今回はどうかな〜なんて映画が始まる前からポップコーンをたべていたわたしの考えは、根本から間違っていました。
まずこれMacが革新を起こす場面は出てきません。「ソーシャル・ネットワーク」ではマークザッカーバーグが大学時代Facebookの前身のようなものを寮(だったかな)のパソコンでカタカタカタカタ作り、みんながなんだれこれはおもしろいぞ!と大学のみんなに知れ渡っていく、みたいなことになるシーンがありまして、そこはけっこうおもしろかったんですけれど、そういうところは一切ありません。というかそういうところに重きを全く置いていませんでした。
どこに重きを置いているかというと、スティーブ・ジョブズの父親としての姿に置かれています。まあ「ソーシャル・ネットワーク」もその革命を描くというよりももっとべつのものに重心がおかれていたんですが、そのバランスは「ソーシャル・ネットワーク」のほうが個人的にすきでした。今回の「スティーブ・ジョブズ」はわりと父親要素に全振りで、Appleに関しては途中ザッとした展開説明が入る程度でした。その説明もザッとしすぎていて、iPhoneユーザーではありますがAppleのこと何も知らないわたしからするとちんぷんかんでした。まあそこは今回はどうでもいいのでしょうけれど、よくスティーブ・ジョブズが誰かとApple関連の口論をするシーンになるのですが、Appleのことがよくわからないのでその口論している内容がよくわからないし、別の時系列のシーンを会話の間にはさんだりするので、余計混乱するからやめろ!いまの時系列のこの会話に集中させて!と制止したくなりました。
(まあ彼がいかに頑固者で変人で傲慢であるかはわかりましたけれど。)


というのも、すでにスティーブ・ジョブズに関する映画はほかにもふたつ撮られているので、そういうAppleスティーブ・ジョブズの人生全体を知りたければ観たければ、そっちをみるように、ということなのかもしれないけれど、あまりにも説明がザッとしすぎていてよくわからなかったのでついていけませんでした。

シーンとしては全部新作発表会みたいなものの直前のシーンだけを切り取ったのがみっつならべられていました。三つ目の発表会だけは発表会まで見せてくれるのかとおもっていたら結局発表会が始まる前に終わってしまったので、やっぱりそっちは見せる気はないのね…と。
事実なのなんなのかわかりませんけれど
なんで毎回発表会の楽屋みたいなとこで母親は発狂するの?ジョブズジョブズでオイオイというような対応をするし。かとおもえば結局払わないといった養育費は払うし出さないといった金を出すという回答を部屋を出る間際にするし。そこでどういった心境の変化が…?


なんとなく去年の「バードマン」を彷彿とさせられる構図でもありましたけれど、バードマンのほうがよっぽど徹底しているし、結局いみのわからないままに終わった映画でした。良かったところはまあ会話の応酬だけであそこまで引っ張れるのはすごいなあと思うところでしたが、内容がよくわからなかったのでだれてしまったのでプラマイゼロですね…。


最後はいいかんじにまとめてましたが、新作発表会で名前をよばれステージの袖から真ん中に登場し、拍手喝さいのなか袖からみている娘の方をチラチラ?みているのがなんだか解せませんでした。いや前向きなさいよ。


まあAppleが好きで詳しいひとがみるならば、ほかのスティーブ・ジョブズに関する映画をすでにみたひとならば、おもしろいのかもしれません!よろしくお願いします!



おわり