わたしたちに明日はない

映画をよく観てます

感想:「ヴィジット(The visit)」★★★☆☆


映画『ヴィジット』予告編 - YouTube

 

 シャラマン監督最新作、TOHOシネマズで観てきました。毎月1日は1100円!お得!

 あと、はじめて試写会に応募しました。映画館に試写会応募シートみたいなのが置いてあるのを発見し、タイトルは「orange」と「杉原千畝」。どちらもあんまり興味はないのですが、前から試写会に応募してみたかったのでふたつとも応募してみました。あんな感じで応募するんですね。これからもどんどん応募してみたい。

 日曜日だったからか、けっこう人が入っていて、すでに二人並んでシートをとれるところが真ん中か一番後ろしかなかったのですが、すぐさま一番後ろを注文しました。ホラーものが苦手なのです。

 

 

 わたしはホラー系が苦手なので、映画館でこの手の映画を観たことはなかったのですが(苦手なものが多くて困りますね)、映画のジャンルに関して観らず嫌いが過ぎるなと最近思っていたので思い切って行ってきました。ちゃんと、怖いけどほかに比べたらヤサシイという映画レビューをいくつか確認してね。結果怖かったけれど。

 

 ネタバレなしで感想を書くのが難しいので、ほぼネタバレで感想を書こうと思うのですが、まだ観ていない人に向けて感想をすこし述べるならこの映画は総括すると「ワロタ」でした。怖い!怖い!と思いながらもじっとみてると、しばらくしたらわらけてきます。これは監督の意図するところでもあるみたいですし、決してディスってるわけではないです。エンディングもワロタでした。どういう気持ちであれを観ろと…?

 

 おばあさんの奇行も子役の演技もとてもよかったですし、とても怖い思いができましたが、最高にホラーという感じではなく、わたしのようなホラーが苦手なひとにはちょうどいい塩梅でした。このラインを越えてくることはなさそうだなというのが半分くらい観たところでなんとなくわかるので、クライマックスも半ば安心して観ていられた面もありました。クライマックスで畳み掛けてはくるので、心臓ばくばくしましたけど。

 

 

 ここからはネタバレで感想を書きます。

 ベッカとタイラーの演技なかなかよかったです。ハンディカム撮影風っていうのは、ホラーでよく使われそうな手法ですが、よく使われそうな手法なだけにやっぱり怖いですよね。ただ終盤でおばあさんと同じ部屋に閉じ込められるという超ピンチなときになってもカメラを抱えてドアを開けようとしたり、警察がきて助かるところでもカメラを離そうとしないところが無理あるなって。日常シーンでも執拗にカメラまわしすぎだろっていう。

 

 最初に怖かったのは床下でおばあさんがおそってくるシーン。逆に言えば一番ここが怖かったかもしれない。急すぎて。

 狭いところで追いかけられるのって怖いですね。そして尻を半分見せながら去るおばあさん……。尻を見せる意味ははたしてあるのだろうか。

 お菓子作りをよくしていたけど、わたしこのひとの作るお菓子とかよう食べれんわと思いながらみてました。お菓子に何かいつもへんなものいれてんのかなとか考えたりもしましたが、とくにそういったことが明かされることはなかったですね。夜だけ豹変するとか言いつつ昼もけっこう頭おかしかったしそういうことしていても不思議じゃないよ……。

 あとあの掃除するためにオーブンの中に入るように促すの何?二回くらい促したし二回目は蓋をしめてびびらせるだけびびらせて何もしなかったけど何?そのときはどきどきしていたけれど、あとになって思い出し笑いしてしまったシーンでした。何もしないのかよ。

 

 おじいさんが小屋で隠しているものがオムツっていうのも、え?そういう方向性?って戸惑いが隠せません。最終的に潔癖症のタイラーに自分がついさっきまではいていたオムツをおしつける。頭おかしい。ワロタ。

 夜な夜なおばあさんが奇行にはしるところも、最初はドアをあけるとき心臓ばくばくでみていましたが、だんだんわらけてきました。全裸で壁に向かって爪とぎのシーンはふつうに笑ってしまいました。ドユコト。姉弟のいる部屋のドアにむかって爪とぎをするならまだわかるけど。後ろ手に組んで走り回るところとか、翌日タイラーが真似して走ったりしててめちゃワロタ。

 でも実際目の前でそんなことされたら冗談でも真似できないしふつうに家から逃げ出しますよ。あの姉弟ハート強すぎ。わたしだったら泣くわ。

 

 まあオチとしては実は本当の祖父母は殺されていて~っていうありがちな展開だったんですけれど、やっぱりこわかったですね。お母さんにそれを告げられた瞬間心臓が凍りました。

 シャラマン監督が日本版の予告の最後に「あなたはすでにだまされている」みたいなこと言ってましたけど、わざわざ予告の最後に監督自身のこのこ出てきて言うほどのだまし要素だろうか……?

 

 最後のラップもなんともいえない気持ちでみてました。ベッカが鏡をみれるようになったよってさりげなくいいたかったのかな。なんにせよわたしはこの姉弟にこそなにか秘密や裏があるのではないかとすら勘ぐっていたほどだったので、ラストのラップにはなんともいえない感じでみてました。ラップ、うまいね。

 

 わらけるようなホラー映画でもだいぶ怖かったので、もう映画館でホラーをみるのはやめようと思いました。観らず嫌いというのは、わたしが苦手をうまく察知できている、ということなのでしょう。ホラーはやっぱり、苦手です。

 でもこれは娯楽的に楽しかったので、することないひとはぜひみてみたらいいと思いました。星をふたつにするか迷ったのですが、なんやかんや楽しい日曜日にしてくれたので星みっつ。

 

 

 

おわり