読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Flower of life

映画をよく観てます

感想:「ミックマック(Micmacs à tire-larigot)」★★☆☆☆


ジャン=ピエール・ジュネ監督の2009年の作品。わたしは昔、同監督作品の「アメリ」という映画が大好きなサブカル少女だした。ツタヤをうろうろしているときにふとその頃を思い出し、同監督の作品を観てみようと思い借りてきました。

軽快に進むのがこの監督の特徴なのかもしれませんが、ストーリーがいまいち入り込みきれなくて、ガラクタを集めてきてそれを駆使したイタズラ?を仕掛け、自分の父親を殺し自分が殺されかけた製品を作っているふたつの会社を壊滅させようと奮闘する!という設定は好きなのですが、あまりに軽快に?進みすぎるあまり人物や物語に全然感情移入できなくて、途中からけっこうどうでもよくなってしまってました。
映像はやっぱり綺麗でお洒落だし、どことないレトロな雰囲気も好みなので、これでお話がしっかりぎっちりしていれば、虜になっていたと思います。というかわたしが最近、脚本が濃密な映画ばかりを観ていたから、軽快さについていけなかっただけかもしれません。

あとわたしが一番いただけない!と思った点をラストのネタバレを踏まえ綴ります。いただけないと思っても、やっぱり映像が好みではあるので、星評価は2にしておきますね。
ラストの何がいただけないって、解決方法ですよね。ふたつの会社の社長に自らの悪事を吐かせた映像をユーチューブで拡散して社会的に叩き潰すって、その世界観でそれはないよう…。確かに最近の世の中の悪に対する天誅方法としては常套手段と化しているけれども、それは他の映画にやらせとけばいいじゃない!ジュネ監督にサブカル女子が求めていることはそういうことじゃなくて、もっと別な何かだよ!


途中のシーンはけっこうよそ見していたわたしですが、こういった感想になりました。ジュネ監督の最新作は去年3Dで公開されていましたが、タイミングがあわずに観ることができませんでした。レンタル開始された暁には是非観たいです。



おわり