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Flower of life

映画をよく観てます

感想:「タクシードライバー」モヒカン頭のインパクト


Taxi Driver Trailer - YouTube

 

 昨晩観た映画を片手間にレビューします。去年かおととしに「ウルフ・オブ・ウォールストリート」で巷をウオオと沸かせたらしいマーティン・スコセッシ監督の、いわゆる名作とうたわれてきた「タクシードライバー」を観ました。「ウルフ・オブ・ウォールストリート」はアルコールにセックスにドラッグでヒャッハーな映画ときいていて、気に入らないひとはほんとうにきにいらないだろうという話だったので、わたしは観ていません。

 

 いちばん覚えているのは、「なぜその頭にしたのか」という疑問です。途中までふつうの髪型だったんですが、彼が作戦を決行する日になっていきなりモヒカン頭にしてくるんですよね。あれはなにか文化的意味などがあるのでしょうか…?彼が暗殺をたくらんでいようがこれからなにをしようとしていようが、とりあえずその頭はなんだ、と言いたくてたまりませんでした。とにかくなにをするにしてもその頭じゃ目立つぞ?

 彼が忌み嫌う若者のような髪型を真似して、皮肉ってたんですかね?どなたかあの髪型の理由をしっている方がいらっしゃればコメント欄にて教えてください…。

 

 とにかく主人公は元海軍で、不眠症なのでタクシードライバーになり趣味はポルノ映画鑑賞、ニューヨークのどうしようもない若者どもを忌み嫌い、夜のニューヨークをタクシーでさまよっている男なんですが(そのニューヨークをさまよう映像けっこう好き)、なんかいまひとつさえない感じなんですよね。ビジュアルがというよりも、女の人をデートに誘うまではよかったしお茶をする雰囲気も悪くはなかったのに、映画デートでつれていったのがポルノ映画って、それは女の人も怒って帰っちゃいますよ。容易に嘘をついてまわるのもよくない…。

 彼の常に晴れない鬱憤は街や若者に向けられる日々、そんななか女の子が彼のタクシーに乗り込み助けを求めてくるのだけど、結局追いかけてきた男に女の子はタクシーからひっぱりだされてしまい、男はなんでもないから気にするなと言って、タクシーの窓から助手席へくっしゃくしゃのお金を放り入れて去っていきます。

 なんやかんやで彼はその女の子を助けなきゃいけないという謎の正義感にかられます。心根はやさしいひとなんだとは思いますが、とにかく街や若者に向けられた鬱憤が正義感に昇華?されたんですかね、見ず知らずの女の子を助けるように動き出します。加えて次期大統領候補の暗殺も目論んでたみたいです。

 銃を買い揃えたり、からだを鍛えなおしたりするシーンは、すごくワクワクしました。でも鏡にむかってセリフつきで銃をかまえる練習をしているところは、不気味でしたね。滑稽でもありました。

 

 ここからラストのネタバレします。彼は大統領候補の暗殺をまず実行しようとするんですが、あっさり見破られてしっぽを巻いて逃げることに(わたしはここで派手にクライマックスをむかえるのかと思っていたので肩すかしをくらいました。)。

 そしてつぎに女の子が売春している建物へ。自分は銃をしこたま仕込んで挑んでるので、売春の仲介人に対してすごい余裕をかまして挑発するように話しかけてるのがすごい滑稽その2でした。髪型も相まってね。モヒカンだからね。そりゃ仲介人も覚えてないって言うわな。

 そして即刻その仲介人を銃でぶちぬき(ためらいがほぼなくそのため間もなかったのでびっくりしたよ…)、支配人だかなんだかよくわかりませんが建物内にいた売春宿の人間の指をぶっぱなし(びっくりしてついに声でたわ)、主人公も後ろから追いかけてきた仲介人に首元へ銃を撃ち込まれたりなどしながら(わたしこういう血しぶき飛びちるアクションシーンが苦手なので、ここからまともに画面直視していないので、よくよく把握はしていないです)、とにかくもうひとり現れた人間もぶちぬいて、やってきた警察の前で意識を失う、という。

 てっきりしんで終わりと思いきや、ふつうに生きていたみたいで、傷も回復しその後も何食わぬ顔でタクシードライバーやってる上になんでか英雄扱いになっていて、その展開に頭の中のハテナがアメーバ式に増えていきました。あんなに凄惨な事件(相手が売春を仲介する人間だったとしても)を起こしておいて英雄扱いなのか…。よくわかんなくてレビューとかぐぐったんですが、アメリカの文化や感覚がわからないと理解できないのかもしれない的見解を読んで、ぐぐるのをやめました。

 

 前から観よう観ようと思っていた映画ではあったので、満足でした。その夜みた夢はわたしが車をのりまわす夢でした。

 

 

おわり