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Flower of life

映画をよく観てます

感想:「天才マックスの世界」天才の恋愛

 
 
 
昨日は「天才マックスの世界」をみました。ウェス・アンダーソン二作目、彼の作品を観るのはこれが4本目。初期?の作品ということで、最新作の「グランド・ブダペスト・ホテル」は彼の色がゴリゴリに出ているまあいわゆる集大成じゃないけど、そういう感じだったのに対して二作目だからか彼の色があんまり出てない、でもやっぱりところどころにみえかくれする特徴みたいなものはあった作品でした。
 
原題は彼の高校の名前「Rushmore」、邦題は全然違うものをつけていて、そのアホっぽさは結構好き。でも天才マックスの世界ってけっこう、どこかで誰かも言ってたけど、ハードルあがるよね。わたしも天才の世界ってことでそういう面に関して期待していたけど、恋愛したことがない天才のふつうの恋愛話だった。天才なりに気を引こうとする術はおもしろかったけれど、はじめて恋愛をする人間は天才も凡人も同じようなことになるんだなと思いました。
 
マックスの設定はすごくすき!たくさんのクラブに入っているだけでなく創設者だったり主将だったり。その持ち前の趣味を活かしてるシーンがすこしずつ出てきていたのがよかった。ラストの演劇クラブの劇はすごすぎる。
 
 
ここからネタバレには入ります。
 
 
ラストの劇がおわり、パーティがはじまって、最後にダンスを踊る。そのダンスを踊りにいくところをスローモーションでみせるところが最高によかった。この監督はスローモーションでみせるのがほんとうにうまい。スローモーションのシーンはわりとどれも印象に残るようになっている。グランド・ブダペスト・ホテルはスピーディに無駄を省く仕様になっているらしく、スローモーションのシーンは登場しないんだけれど、これまでみた作品はどれもスローモーションが入っている。好きです。
 
 
ストーリーとしてはとりたてていうほど何と言うものでもない、ふつうの面白さでした。それでも踊りにいくラストの映像は美しいものでした。終わりよければすべて良し。そんな映画です。
 
 
おわり。