わたしたちに明日はない

映画をよく観てます

感想:「最後の一葉」O・ヘンリ



  今日も一日昨日と同じような生活でした。昨日よりは資格勉強できた気がします!でもエンジンかかるのが遅かったな〜。




    昨晩は寝る前にO・ヘンリの短編集のひとつを読みました。トップバッターは昨日も紹介した「最後の一葉」です。だいたいのあらすじを読後にもう一度整理します。

   画家が集まる地区で病が流行り、ある娘が入院してしまいます。塞ぎ込んでしまった彼女は窓の外に見える向かいの建物をはう蔦の葉が散るのをみて、あの最後の一葉が落ちたらわたしもしぬのだわ、と信じ言うようになります。医者は患者の生きたいという意志がない限りは、助かる見込みがないと彼女の友人に伝え、友人はその彼女を元気づけるため様々な言葉をかけますが彼女は聞く耳を持ちません。

   友人はお金を稼ぎ彼女にポートワインを買ってあげるため、作品のモデルになってくれるように同じく画家の男のもとを尋ねます。男はいつか俺は傑作を描くぞとのたまいながら日々酒を呑むような男で、彼に相談するものの馬鹿で可哀想だと一蹴されてしまいます。

   その後寒気が強まり風によって葉はどんどん落ちていくなかでついに最後の一枚が宙ぶらりんになった状態になり、彼女はいよいよ自分はしぬのだと思い毎日見るものの、なかなか葉は落ちません。そうしているうちに彼女は元気を取り戻して、また絵を描きたいと言うようになるのです。医者は友人に彼女はもう山は超えたと伝えます、それと時を同じくして少し前から入院していた画家の男が亡くなってしまいます。

  友人は彼女にほんとうのことを教えます。あの葉は風にふかれても全く揺れない、それはあの画家の男が雨風の強い晩に葉が落ちてしまったのをみて、壁に葉を描き残したからなのよ、あれは彼の生涯の傑作よ、と。



   話をだいたい覚えていてもなお心揺さぶるものがあるというのは、やっぱり天才です。あらすじってけっこうまとめるの骨折れますね、今回は有名なお話だったのでオチまで書きましたが、次回からはオチ抜きでもっと簡潔に書きます。

   こういうのドンピシャで好きです。病と貧しさに対比される心の豊かさ。人間の価値はこういうところにあると思います。その建物に描かれた葉はこれからずっと彼の傑作であり勲章として語り継がれ残されていくんだろうな〜。こういう物語が終わったあとのことを想像するのも楽しいですね。ちなみにわたしはあんまり想像しないほうです。




おわり