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Flower of life

映画をよく観てます

私的映画メモ

 

    先日観たい映画をメモしたばかりだけど、漏らしてしまってるのがたくさんあった!

 

☆最近みたい映画

・「シークレット・オブ・モンスター」(25日公開…わくわく)

・「この世界の片隅に」(観ようとした日は日本語字幕の日で、「シン・ゴジラ」のときのこともあり延期したけど絶対に観るんだ…!)

・「マダムフローレンス!夢みるふたり」(予告を映画館で観てすこし泣いてしまいそうになったヨ…)

・「ヒトラーの忘れもの」(最近ホロコースト物多いね)

・「ファンタスティック・ビースト」(何度でも言うぞアンド副題をすぐ忘れる)

 

 

    お給料がはいったら、映画館に通い詰めるんだ!ひとりでっていうのがさみしいけれどね…このあいだ「何者」を観たときカップルに不審そうな目で見られました。いいじゃないひとりで観ても…!

 

 

おわり

 

 

 

 

私的映画メモ

 

☆最近観た映画

・「何者」

・「湯を沸かすほどの熱い愛」

・「スポットライト 世紀のスクープ

 

    「湯を沸かすほどの熱い愛」、けっこうな熱量で感想をしたためていたのに下書き保存し忘れたのかデータが残っていなくて、失意のどん底。とてもおもしろい良い映画でした。「何者」も全然期待してなかったのにすげーよかったです。いまのわたしや過去のわたし、そして周囲に心当たりがあったりあったりあったりでウオ〜ン!痛い!となった次第でした。

    今年は邦画がとてもよいのでうれしいです。

 

☆最近観たい映画

 

「ファンタスティック・ビースト」

    とうとう待ちに待ったこの映画、今週の水曜日に公開ですよ!わたしは金曜の夜に行く予定です。水曜日の東京にはエディさんがいると思うと、自分が地方住まいなのが悔やまれます。あのわんころのような笑顔が東京に…。

    ところでこの映画三部作なのですね、知りませんでした。べつにシリーズにしなくてもいいのに…とおもいつつ魔法使い姿のエディさんが3回も劇場で観れるのか〜と思うとうれしい気持ちもあり。

    今週は週の真ん中に祝日もあって金曜の夜はエディさんだし、とてもしあわせな1週間です。

 

 

おわり

感想:「リザとキツネと恋する死者たち」★★☆☆☆

 

    11月3日はビデオの日というのにちなんで、DVDレンタルが準新作新作問わず100円で借りれるというキャンペーンが先日あっておりました。ここ最近はNetflix廃人だったので久しぶりにわくわくDVDレンタル。計6本借りました。(あと2日で全部見きれる自信が全然ない)

 

    そのなかで準新作ジャケ借りという贅沢をしてみました、「リザとキツネと恋する死者たち」。実は上映されてるときもちょっと気になってはいたのですが、ほのかに雰囲気映画感をまとっていたのでウーンと思っている間に終映。

    しかしこの度ツタヤでふたたびこのパッケージを見つけ、手に取った一本目だったのでした。なんていうか、わたしキツネモチーフが大好きでして。キツネちゃんデザイン大好きなのですよ。タイトルにキツネが入っているのがかわいかったのです(短絡的)。映画にキツネは出てこないけど。

    そしてふんわり思わせるウェス・アンダーソン感。ここに対する期待値がすごかったのが大きかったです。良くも悪くも。なにこのパッケージかわいい!なんだか作り込まれてそうな感じする!そう思いませんか?この…色といい…ねえ…?

    ストーリーが多少アレでもビジュアルがウェスアンダーソンレベルであればあらゆる七難隠しますので、全然オッケー!と思ってしまいました。

 

    しかしそこを期待して観てしまったわたしはひどくがっかりすることに…。当たり前だけど、当たり前という前置きも失礼なんだけど、この映画全然雑だった!期待しすぎてしまった…。このあとに観た「クリムゾン・ピーク」や「パディントン」のほうがよっぽど美術にこだわりがあって目が楽しかったです…まあわたしが勝手に期待したのが悪かったのだけど…。

 

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    ざっくりあらすじは、30歳くらいの主人公リザが死神のトニー谷に恋されて、恋人候補?になる人物がつぎつぎと殺される、という。このトニー谷というのは日本語で歌謡曲を歌う男でして、その歌自体が軽妙ですごい好きだったんですが、いきなり登場人物がカタコトの日本語しゃべりはじめて(しかもなんていってるかよくわかんなかったりするレベル)、時折「死者」というテロップが出るんですが、あの事字体にあのテカテカの色味を漢字に使ってあるのがすごいわたし嫌…日本というより中華感がすごい。

    マックバーガーのくだりを大事にするあたりがすごいぽいけど、もっとうまくしてほしかった。なんか惜しい…。わたしの期待に対してですけどね!あれがツボなひともきっといらっしゃるはず。

 

    勝手に期待を裏切らたような気分のわたしは(完全にひとりよがりです)ストーリーもなんだかイマイチに思えてきて、途中からはトミー谷の歌をBGMにアイロンをかけたりうとうとしたりしていました。なのであんまり観てません…。

 

    最後に軽くネタバレにはいりますね。なんやかんやでつぎつぎと人がしんでゆき、つらくなってしまったリザはおそらく自殺を試みて(観てなかった)、死者の世界的なところにいきトミー谷と話をするわけなんですが、その桜のCGがまた嘘臭さ満載というかあんまり馴染んでないというか、いうなればまたもや中華感、あんまりきれいでなかった…ような…。

    とりあえずハッピーエンドでめでたしだったので、よかったねリザ。

 

 

    つぎは「クリムゾン・ピーク」と「パディントン」の感想を書きます。どちらもいい感じでした!映画が小説と違っていいところはこれだよね〜ってなりました。ちなみに今回のレンタル祭一本目は「ズートピア」を観ました。やっぱいいよね〜。

    

 

おわり

 

遠藤周作「沈黙」を読んだ

 

 10月もたくさん映画館に足を運ぶつもりが、急な遠出のため生活に窮するほどお金を使ってしまっていて、映画はけっきょくなにも観れていない。「ハドソン川の奇跡」だけはかならず観ると誓って…。

 

 秋だからかな、通勤時間電車の中でアイフォンをスッスするだけの時間をいまさら惜しく思って、ふたたび読書をスタートしました。積読のなかから来年マーティン・スコセッシ監督作「沈黙」が日本での公開を控えていることもあり、原作である遠藤周作大先生の「沈黙」をひっぱりだして読み始めたのですが、これはたいへんな傑作でした。映画もきっと観る。

 その前に原田マハさん作「シヴェルニーの食卓」も読了したのですが、そこそこ興味深かった反面、やっぱり映画「ソーシャルネットワーク」を観たときと同じようなきもちになってしまいまして…あんまりのれませんでした。これもまた感想は別の日に書くとします。

 

 

    あらすじはざっくりと、鎖国中で禁教令の敷かれた日本へキリスト教を布教しにきた宣教師のロドリゴ、日本人信者たちの無残な運命をいくつも目の当たりにし、祈りや賛美を捧げるキリストがそれでも彼らに救いを与えずただ「沈黙」していることに、まっすぐ信じて止まなかった自分の信仰や日本人の信仰そしてキリストの存在に対して疑念にかられはじめる、というかんじのはなし。

    はじめは、キリスト教、昔の日本、歴史書っぽい始まり方、どれもとっつきにくいというか正直「興味ない」と思っていたけれど(遠藤周作の「海と毒薬」が読みたくてそれを買ったときについでで「沈黙」も買ったので、あらすじは全く見ずに購入しました)、読み進めるにつれ、どんどんどんどん引き込まれていきました。今回の主題である、「神の沈黙」についてはじめてロドリゴが考えたときは、とてつもなくおそろしくかんじました。

    わたしは特段信仰心のない無宗教の人間だから、お腹が痛くなってトイレにこもるときくらいしか神様に祈ることはしない。いまさらイエスキリストなんていませんでした、といわれてもとくになんとも思わないし、実はブッダは架空の作り話のなかのひとでした、なんていわれてもふ〜んくらいにしか思わない。けれども、キリシタンだったり仏教徒だったりはたまたイスラム教徒だったり、様々な宗派にわかれ信仰してきた人々の歴史は、その信仰のために迫害をされたりそれこそ本作の禁教令最中のキリシタンたちはとてつもなくひどいめにあっていたりもする。同じ日本人でも信じるものが違うというだけで、命を落とす結果になっている。

    そういうひとたちや歴史にとって、「神様はほんとうは存在しないのでは」という根源的な問いというものは禁忌であり、絶望的な疑念…。おそろしすぎでしょ!この人たちは神様がいると信じて祈りを捧げ、迫害にあい棄教しなければ殺すぞと言われても最愛のキリストを裏切るような行為はできないと拒んで、拷問にかけられたりはては殺されたりしてしまっているのに、たしかにどれだけ祈っても祈っても、キリストからの救いもなくただしんでいく…。

    そのことに考えがいきついてしまってから物語がおわるまで続く暗い緊張感と、ロドリゴの葛藤がとてもすばらしい文章で描かれていて…これこそ不朽の名作だと思いましたよ…。

 

    ここからほんのりネタバレはいります。物語の結末がわかったところで読む価値のなくなる作品ではないとは思いますが念のため。

    二度めにキチジローに案内されて、捕まってしまったときの感情を、干した魚の味と喉の渇きで刻みこみ印象的にしているのがすごくうまい…あとで何度かその裏切りを思い出すシーンがあるけど、干した魚の味と喉の渇きのすごさに感激しました。 同じように途中、女キリシタンが胸の間から瓜をくれた、という出来事で女を印象づけて、女がしぬときもその出来事を思い起こさせることでその女の死がより身近なものに感じられました。

 

    そしてフェレイラ先生の登場ですよね。ロドリゴ司祭と対面させることでより一層、際立つものがあるといいますか。彼の存在と登場は大きかったです。そしてついに転ばされる日、閉じ込められた部屋できいていた声が鼾ではなく拷問にかけられている人々のうめき声だと知った時は、もう言葉もでません。なぜ転ぶと言わないのだ、ときいて、彼らはすでに何度も転ぶと言っているという返答。ロドリゴ自身が転ばない限り彼らはいつまでも拷問にかけられるなんて、そんなの誰も耐えることはできない…。

 

    とにかく心情の描写が素晴らしい作品でした。淡々と進むのに緊張感は絶えず、物語がどうなるかはなんとなくわかるのに読む手を止められない、名作です。とてもおすすめ。

 

 

 

 

おわり

    

 

 

感想:「ジャングルブック」★★☆☆☆

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    滑りこみで終映前に観てきました。予告をみてもとくに観たいとおもうものではなかったんですが、みんなから「男の子以外すべてCGってスゴクナイ?」と言われて、「確かにちょっとみてみたいかも…」となったのがきっかけでした。

    そしてビル・マーレイが熊の声をあてているときいて、聞きたい聞きたい!となったのですが、映画館にいくともう吹き替え2Dしかなかったので、すこし残念に思いつつ、ローカル映画館は貸切状態でお得な気分にもなりました。というか、あとひとりあそこに座ってる!わたしだけじゃないんだ、と知らない人に仲間意識を勝手に感じつつ映画が終わり席を立つときそちらを再び見やると、ひとの頭だとおもっていたのは物の影を見間違えていただけだったということに気づき、実際はほんとうに観客わたしひとりだけだったので、すこしわけのわからない恐怖も感じ…。

 

    結論おもしろくありませんでした。原作の「ジャングルブック」がどんなものか知らないのですが、こんなにおもしろくないものか…。

    主人公は狼に育てられたから狼らしく道具を使わずに生きろと抑圧され続けているところもなんだか嫌だったし、まあ最後だけ許され褒められてはいましたが、それまでが長い。 熊は熊でとても身勝手で、主人公を騙して蜂蜜を取らせて、一回だけにとどまらず友達として過ごしはじめてからも冬眠をするために蜂蜜を蓄えなければならないという嘘をつき続けていたのも嫌だった。

 

    そして名前は忘れてしまいましたがなんだかすごくでかい猿、でかすぎませんか…?あれはほんとうにあのサイズなの?ていうかよくあんな脆い遺跡のようなところで暮らせていたね。歌は楽しんだけど。

 

    途中夜中ゾウに対して主人公がなにか行動を取って主人公スゴイってなったらしきシーンは軽く意識飛んでいてみてません…。最後ゾウが助けにきてくれる伏線になってたっぽいですが、ゾウあんな自然を動かせてしまっていいのかとおもった。

    もうネタバレしますけど結局なんか狼の群れの長的な狼をライオンにころされてしまったことをしった主人公は、怒り狂って人間の村から炎をとってきて、ジャングルを走り抜けライオンのとこにいくわけなんですが、その過程で火の粉がふりかかり通ってきた森が燃え盛ってしまうわけなんですが、あれだけ炎のおそろしさをきいていたのにその行動はありえないだろと。

    子供だから、怒りで我を忘れていたからしかたない、ということにしても、自分のしてしまったことに気づき一瞬「あぁっ」みたいな顔になったくらいでそれ以降反省がそんなにみえなかったのも ン?てなりました。ゾウが簡単に鎮火させてはいましたが、たくさん動物住んでるのではないの…?

    結局その燃え盛る森と最初の「しんだ木の見分け方」的な話を使ってライオンをやっつけることになるわけだけど、そのためにそう容易く主人公が森を火の海にしてはいけないよ…。

 

 

    CGや相手なしにひとりで演技し続ける子役など、映像はとてもすごかったです。雨で濡れた狼の毛などもとてもリアルでした。

    昨今のCGはほんとうに技術がすすんでいて、わたしの子供の頃はCGなんて一発でわかるくらい、浮いた絵になっていましたが、いまでは精巧すぎておそらくCGで騙そうと意図されれば、そのまま騙されてしまいそうです。

 

 

    予告編でながれたディズニー最新の、なんとかのモアナの波のCGがすごく精巧な上に超ディズニーな味だしてて、興味そそられました。

 

 

おわり

    

私的映画メモ

 

 

☆10月に観たい映画

ハドソン川の奇跡(来週行く予定)

・ある天文学者の恋文(ストーリーはさて置き景色を観たい)

ビートルズ〜ほにゃらら(これは是非観たいけどなんとなくすぐ終わりそう)

・SCOOP(暇だったら観るけど多分観ない)

・手紙は憶えている(なんかおもろそう)

・奇蹟がくれた数式(なんかおもろそう)

 

☆最近観た映画

・グランドイリュージョン1と2

ジャングルブック

・ヴェルヴィル・ランデヴー

・おみおくりの作法

 

ドラマだけどブレイキング・バッドも全て観終わった。

 

 

     いつのまにか10月に。今年もあと3ヶ月をきりましたね。はやいものだな〜。

    このブログもなんだかんだで続いて、結局映画の感想を残すだけのブログになってしまった。まあそのほうがすっきりしていていいけれど。

    記事のカテゴリ分けも、映画のカテゴリをより細分化しようとおもいます。どうせ映画のことばかり更新するのにすべて映画カテゴリにぶちこんでいては、カテゴリ分けの意味がないと気づいたのと(遅い)、記事の量がわりと溜まってきているので分けないとなんだか見にくいですよねとおもって。

 

    TOHOで映画を観ることが多いのですが、ケータイをauにしようか迷っています。なぜならauユーザーはauマンデーという1100円特典があるから…。月曜か〜とおもいつつ1100円というのはけっこう大きい。

    家族割やらなんやらとくに利用していないのでどこのキャリアにしてもさして違いはなかろうとおもうのですが、どうなんでしょうね。

    ちょうど2年縛りが終わったところなので、すこし考えてみています。

 

 

おわり

感想:「レッドタートル ある島の物語」★★★★☆

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    映画館で予告を見たときの感想は「なんかつまんなそう、ジブリっぽくない」でした。観終わったあとの感想は「芸術的にジブリだった」です。

 

    チケットを買ってから時間になるまでひまだったので、ツイッターの検索窓に「レッドタートル」までいれると、予測変換に「レッドタートル つまんな」というのがでていて、え!つまんないの!とびびりつつそのワードで検索すると、だいたいみんな「観てはないけど、つまんなさそう」という内容のツイートでした。(映画を観たのは公開当日だった)

    観たひとがつまんないといっているのではなく、わたしのように予告を観て「つまんなそう」と感じたひとばかりだったので、「ダヨネ」と思いつつ劇場に運んだのでした。予想通り劇場はがらがらでした。家族連れが一組いたけれど、後半子供がしくしく泣いていました。わたしも子供だったら津波のシーンで泣いてるよ。

 

 

 どういう感じだったかというと、まんまキャッチコピーでしたね。いのちはどこからきてどこにいくのか…なんとなく感覚的にわかった気がします…。セリフは一切なく、音楽と映像だけ。けれどセリフやナレーションなんかなくたって十分にわかるくらいにすべてがシンプルで、無駄をそぎ落としてある心地よさすらありました。

 ていうか映像がめちゃめちゃ美しい。音楽も。それだけあればあとはなにもいらないってくらいに美しい。はじめ男の顔のシンプルすぎるデザインに笑いそうになったけれど、あれくらいシンプルじゃなければマッチしないなとあとから思いました。

 

 前半は無人島に流れついた男のサバイバルと孤独が楽しかったです。あの岩と岩の間におっこちてしまうくだりははらはらしました。そしてその水たまり?にもぐって外へと通じる道を探して、穴に身をつっこんでじたばたするくだりがこの映画で笑いという意味では一番おもしろかったかもしれない。そのひとの焦りや葛藤がすごく伝わってきたのが笑えた。

 

 あらすじで「島を出ようとする男は見えない力でなんども引き戻される」的な説明があるけど、映画をみてるときはあの赤い亀が体当たりで妨害しているのかと思ってた。だから、最後まで添い遂げたときにそのシーンを思い出して、この亀はこの男をどこかでみていて島から逃れようとするたびに、妨害していたのかと。あらすじの説明からいくと、みえない力で妨害されているところにちょうど通りかかったことになるのかな?でもそうだとしたら亀が妨害していると思って憤慨した男からひっくりかえされたり甲羅叩き割られたりした亀が不憫すぎる…?

 

 ネタバレもクソもない映画だと思うので内容にじゃんじゃん触れますけれど、亀ちゃんしんじゃった…と思った次の瞬間女の人に変身していたときはすごくギョッとしました。そんな話だなんてきいてないよ!という心境。最後までどうして亀が女になり、女が亀にもどったのか説明なんてものはなかったけれど、べつに説明の必要性もとくに感じなかった。ただびっくりしたけど、その後の彼らの暮らしぶりをみてどうでもよくなった。

 そしてとにかくカニちゃんたちがとってもかわいかった。彼らの存在がこの作品をすこし明るいものにしていたと思います。べつに暗い作品ってわけでもないけれど。

 

 ただ津波のシーンがすごく迫力があった…。この国はあの震災を体験して、それをどう受け止めるかどう感じるか避けては通れない要素として、「シン・ゴジラ」や「君の名は。」わたしが読んでいる「デッドデッドデーモンズ以下略」などをはじめ様々な作品に影響を与え続けているナ~なんて思っていたら、この作品の津波要素は震災前から確定していたことだったそうで、監督はこのままにするかとても迷ったというインタビュー記事をちょっと読みました。

 そのままのこしてくれてよかったです。震災後にそれを足されたのでなく、震災前からそのメッセージを伝えるために作っていたという事実に、なんだか勇気づけられました。人間は自然と共存しているということ、美しくおそろしいものだということ。そしていつかはまた植物は芽吹き土地は生き続けるということ…そういうものなんですね…。

 

 ジブリが好きというただ一点のみでこの映画を見に行くと落胆するかもしれません。家族連れでいくような映画でもないと個人的に思います。(子ども泣いてたし)

 けれどジブリがよく扱う「いきる」というテーマをとてつもなくシンプルに芸術的に流れるようにまとめてある作品だと思いました。エンドロールでの余韻が濃厚でした。わたしの人生と暮らしのこれからに思いをめぐらせました。なぜかちょっと泣けそうでした。

 

 人に勧めるかといったら特別すすめはしないでしょう。「シン・ゴジラ」のほうを思いきりおすすめすると思います。大衆に全く受けないだろうし大爆死だのジブリオワタだのいわれるかもしれませんが、そんなのは気にせずになんでもやっていってほしいですね。

 

 

おわり